ピルのオンライン診療とは

避妊目的だけでなく月経不順や肌荒れ改善、子宮内膜症の治療にも使用されている低容量ピル。日本では海外に比べるとまだ全体の使用率は低いものの昨今使用している方が増えているのも事実です。学生などでも安心して使用が続けられるような低価格のジェネリック商品なども出ており、病院やクリニックなどでのヒアリングを経て自分が一番効果を期待している部分、価格帯などによって様々な種類から選択が可能になっています。

コロナ化で特に急ピッチで普及したといっても過言ではないピルのオンライン診療。クリニックですでに来院、ピルの処方をしてもらったことのある患者さん向けのオンライン処方から診察、処方まですべてオンラインで完結するものまで複数のサービスが出てきています。

オンラインで処方してもらえるメリットとしては、「すぐに手に入る」「病院に行く手間がはぶける」など時間を短縮できたりなどが主にあげられます。デメリットとしては「使用中に異変を感じた際に医者が気付きにくい、相談しにくい」「サービスによっては価格が割高になる」といった点があげられます。

オンラインでのピル処方を受けつつ1年に1回の子宮頸癌検査や乳がん検査の際には必ず病院にいき、診察、検査をしっかり行っていただき、上手にオンライン診療も使えるといいですね。